自称プロカメラマンのアリカワです。
ちょっとだけ役に立つお話。
↑桜島です。
この桜島の上の空の部分に黒い点が見えませんか?
帰ってからパソコンで画像を見た時ショックでした。
分かりやすくしたのが下の画像です。
これ、原因はセンサーのゴミなんです。
一眼レフユーザーなら体験したことがある人が多いかも知れません。
特にミラーレス一眼の場合、ミラーが無い分、レンズ交換の際にゴミが付着しやすいです。
最近のカメラにはゴミ除去モードみたいな、振動でゴミをふるい落とす機能が付いているとは思いますが、ここまでのゴミだと何度やっても落ちにくいです。
ということで、このゴミを除去する方法を伝授したいと思います。
センサーゴミのチェック方法
まず、ゴミが付着しているかのチェック方法なんですが、
レンズの絞りを最大(22とか32とか)にして、白い紙を撮影してみてください。
普段ボケボケの写真を撮っていると気づきにくいですが、あなたのカメラもゴミが付いているかも知れませんよ?
実際、僕の上の桜島の写真のゴミも、f22で撮影して初めて気付いたものです。
で、白い紙を撮影した結果が下の画像です。
桜島を撮影した時と同じ位置に黒い点が付いていることが分かりますね。
激安センサーゴミ清掃方法
ということで早速除去していきましょう。
用意するものは
・無水エタノール(amazon→無水エタノールP 500ml)
・綿棒(amazon→堀内カラー先細型綿棒100本入り)
の2点のみ!
これに加え、ハンドラップというものがあると便利です。
↓こういうの。
用意したら、カメラの方の設定で、「ミラーアップ」だったり「センサー掃除」だったりの項目がメニューにあると思うので、そちらを押します。ミラーレス一眼の場合はレンズを外すだけでセンサーが見えるのでそのままで大丈夫です。
カメラの設定をしたら、ゴミに気をつけながらレンズを外します。
そしてセンサーが見えたら綿棒に無水エタノールを付けて丁寧に撫でるように拭きます。
強くゴシゴシすると傷がついてしまうので、丁寧にソフトタッチです。
(センサーが故障して交換になると数万かかるのでくれぐれも注意深く!)
掃除した結果がこちら!
さて、これでセンサーが綺麗になったはずなので、実際にゴミが除去出来たのかどうか、また白い紙を大きな絞り値で撮影し確認してみます。
すると、黒い点があった場所が綺麗になってるのが分かります。(よく見ると左上に拭き跡が見られるのでもう一度拭きましたw)
ということで無事センサーのゴミが除去出来ました。
絞って撮影しないから大丈夫だし!という方も、よくよく見たらボケた状態でのゴミが写っていたりするものなので、より綺麗な写真を撮るためにやってみてはいかがでしょうか?
尚、くれぐれも自己責任でお願いします。
また、メーカーによりますが、カメラ購入後1年以内(保証期間内)だと無料でセンサー掃除をしてくれたり、それ以降もメーカーに持っていけば一回1000円とかで掃除してくれるので、お近くにメーカーの窓口がある場合はそっちでもいいかも…。
より安全にやりたい、という方は、なかなか評判の良いPENTAXのセンサークリーニングキットをオススメします。こちら数十回使えて3000円くらいです。
また、更に安全に、確実にやりたい、という方にはNikonのクリーニングキットプロというのをオススメします。こちらはプロも使っているという噂です。