【SSRI】パキシル(パロキセチン)は太る?太った体験談や効果まとめ!【体重増加】

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パキシルを飲むと太るのか?

これを執筆しているのが2018年8月下旬です。

かれこれ10年ちょっとメンタルをヘラってるわけですが、

とあるきっかけでパキシルを飲み始めました。

その結果、良い作用もあれば悪い作用もありました。

これをご覧になっている方はパキシルをご存じでしょうが、

パキシルとは何か?パキシルCRとは何か?などから、

実際にパキシルを飲んでみてどうなったかの体験談などを綴っていきたいと思います。

パキシルって何?効果はあるの?副作用は?

こちらをご覧の方はパキシルについてはご存じの方が多いでしょうが、

一応パキシルとは何か?を紹介してみます。

 

パキシルとは、SSRIと呼ばれる抗うつ剤の一つです。

昔から使われていた三環系抗うつ薬などと異なり、

副作用が小さい抗うつ薬です。。

 

抗うつ剤にはSNRI三環系などがありますが、

比較的新しいお薬がSSRIです。

 

SSRIには、パキシルやルボックス、レクサプロ、ジェイゾロフトがあります。

セロトニンの働きを強めることで、不安感などを取り除き、

うつ、不安障害、強迫性障害、PTSDなどに効果があると言われています。

 

SSRIの副作用として、発熱、手の震え、けいれん、口乾、便秘など、

様々な症状が報告されています。

 

SSRIのうち、パキシルは「切れ味が良い」と表現されるほど、

効果が分かりやすくシャキッと出ます。

 

パキシルCRって何?会食恐怖が消えた?

2017年の初頭に、同じくメンタルをヘラっている友人から、

パキシルCRが良いよ、会食恐怖が改善された」

と聞きました。

それから主治医の先生に相談し、2017年中盤からパキシルCRを飲むことになりました。

そして2018年頭頃から普通のパキシルに変えました。

太り始めたのはパキシルCRを飲み始めた頃だったでしょうか。

さて、このパキシルCRとは何なのでしょうか?

 

パキシルCRのCRとは、Controlled Release(徐放性)の意味です。

一般のパキシルに比べて溶ける早さが遅いのでジワジワと効果が現れる感じです。

切れ味が良いと言われるパキシルですが、効き目がゆっくりなので、

副作用も弱く、かといってパキシルらしさもある薬でした。

 

このパキシルCRを飲むことで、以前よりもかなり病状が改善したと思います。

会食恐怖(人前で食べ物を食べられない)をやや治せました。

普通のパキシルに移行しても効果自体は変わらず、調子は良い状態が続きました。

 

しかし、体重増加が半端なかったのです。

2017年中盤にパキシルCRを飲み始めてこれを書いている2018年夏までの、

およそ1年間で、25kgくらい太ってしまいました。

記事が見つかりませんでした。

 

パキシルは太りやすい?SSRIは太るって本当?

僕はパキシルCRとパキシル両方飲みましたが、どちらも太る印象を受けました。

どちらかというと、パキシルの方が太るペースが上がった気がします。

1年間で25kgって…凄いですよね。

食べる量はそんなに変わってないはずですし、

自宅でスクワットや筋トレをしたりはしていました。

それにも関わらず、一切痩せる気配もなく太っていきました。

他のパキシルを服用していた人のブログにもありましたが、

体重が落ちなくなり太り続ける」

といった感じです。

 

ドクターが書いているブログでは、

「しかるべき運動などをすれば必ず落ちる」

と書いてありましたが、患者目線ではそんなことはありませんでした。

この1年くらい、炭水化物を大幅に減らした生活をしたり、

運動もそれなりにしていたのに、です。

 

太ってしまったら自分の見た目が気になって、

ますます外に出るのが億劫になってしまいます。

気分的には上向きになれている気がしましたが、

外に出られないのでは意味がありませんよね。

太らないパキシル、というのがあれば最高なのですが…

 

ちなみに私の知っている範囲ではパキシルを飲んで太ったという人はかなりの数がいます。

 

パキシルで25kg太った僕が思う太る理由は?

なぜパキシルで太ったのでしょうか?

僕なりに考えてみました。

 

パキシルで太る原因は、代謝抑制と抗ヒスタミン作用だそうです。

 

抗ヒスタミン作用の副作用で食欲が増えるそうなのですが、

私は確かに食事はちゃんと食べられていました。

しかし、どか食いをするわけでもなく、むしろ炭水化物を抜くなどを

していました。

でも25kgも太ったということは、消費する以上に食べていたのでしょう。

とはいえ普通の人の食事程度しか食べていませんでしたが…

 

問題なのが代謝抑制の方だと思います。

これまでと変わらない量の食事や、やや減らした食事をしていたのに、

太ってしまう、これは代謝が異常に抑制されていたのではと思います。

そのため、少ない食事量でも太ってしまうのではと考えます。

 

パキシルは良い効果があったので悪い薬ではありません

しかし、太ってしまうのはかなり大きな副作用でした。

自分を鏡で見たときに醜いと感じてしまうようでは、

外での人目が気になって外にも出られませんからね。

かといって運動をしても代謝異常で痩せられないという、

詰んだ状態。これは厳しいですよね。

こうした理由から、1年強飲んだパキシルから薬を変更してもらいました。

本当はSSRI(太る)ではなく、SNRIなどが良かったのですが、

ドクターが同じSSRIのジェイゾロフトを選びました。

 

ジェイゾロフトに変更してみた結果は?

ジェイゾロフトもパキシルやルボックスと同じSSRIです。

SSRIは太りやすいと言われていますが、SSRIの中では太りにくいと言われています。

これを飲んだ結果、ぶくぶくと無限に太っていくことは止まりました。

ただ、一度代謝がおかしくなったからか、痩せにくいとも感じました。

 

とはいえ、しっかり運動や節制した結果、

1ヶ月目は3kg痩せました。

今後も続けていこうと思っていますが、

とりあえずパキシルから抜け出せてよかったのかなと感じています。