鹿児島市内を訪れたことがある方は一度は目にしたことがあるでしょう、甲突川。
鹿児島中央駅からすぐのところにも流れているので見たことがある人もいるかも知れません。
僕の住んでいる場所からも自転車で5分くらいのところに流れています。
真夏のある日、そんな鹿児島の甲突川の源流である甲突池に行ってきました。
甲突川とは
鹿児島市郡山という場所(田舎)の八重山(標高676.8m)という場所から北西から南西へと流れる川です。錦江湾(桜島の方です)へと流れます。
昔から水害を起こしたり地味に厄介な川なのですが、市民に愛されている川です。
その源流の甲突池、非常にアクセスが悪いですw
↓以下の地図のほぼ真ん中にあるんですが、周りに何もありません。
アクセス方法としては車で鹿児島市内中心部から50分程度、またはバスで「入来峠」下車し徒歩30分くらいですかね。
もし行かれる方がいらっしゃったら車で行かれることをオススメします。
ちなみに今回は父親の運転。僕はほぼ徹夜だったのでほぼ寝ていました…。(あんた甲突川の源流行ったこと無いでしょ?行こうか!という母の提案で急遽決まったので…本当は家で寝るつもりだったw)
写真撮ってきたよ!
ということで写真タイムです。どうせ県外の人は行かれることも無さそうな場所なので写真だけでも楽しんでくださいな。あとは今回は当ブログの軸の一つである「写真」も重視したのでそこも注目ですw
甲突池に行くと看板が。「甲突川の源」と。平成の名水百選に認定されているようです。そんな綺麗か?という感じでしたが…まぁ綺麗なんでしょうw
今回はNDフィルターという一眼レフの先っちょにつけるフィルターを持って行きました。この写真のは「ND400」というもので、光をおよそ9段カットします。サングラスみたいなものです。これを使うことによって長時間露光という方法が使えます。後からアップする写真でその効果が分かると思います。あと持って行きませんでしたが、PLフィルターも持って行った方がいいかもです。
甲突池には鯉が優雅に泳いでいました。美味しそう…(鯉こくって美味しいよね)
(F8.0 1/25s ISO100)
甲突池の全景っぽい写真です。
なんとなーく伝わってくれたら…
ちなみにこちらはフィルターなしです。
(F11.0 1/20s ISO100)
同じ構図でNDフィルターを付けてみました。絞りは同じでシャッタースピードだけ伸ばしています。水面が穏やかな感じ、分かるでしょうか?
(F11.0 30.0s ISO100)
↓なんかこれが源流っぽい部分っぽいです。この辺から湧き出ている感じがしました。(適当w)
さて、甲突池から流れて甲突川へとなるわけですが、周辺の棚田などの間を駆け抜けていきます。こちらが川の始まりっぽい部分の写真。
↓この写真はフィルターなしです。シャッタースピードは1/50で水が跳ねる様子などが分かると思います。
(F29.0 1/50s ISO400)
次に同じ構図です。今度はシャッタースピードを伸ばしたいのでND400フィルターを付けてみます。このND400フィルターは風景とか川の表現とかによく使うんですが、これはまさにND400の力!という感じだと自負!
↓下の写真と上の普通の写真を比較してみるとND400の効果がわかると思います。
(F29.0 30s ISO400)
どっちの表現が好きでしょうか?正直僕自身あまり使いこなせてないのであまり良い作例じゃないんですが、僕はやっぱり川とか滝にはNDでがっつり長時間露光ってのが好きですね。
さて、この甲突池、8月の頭のかなり暑い日に行ったのですが、標高が少し高いだけあって、鹿児島市内の平地より多少は涼しく感じたような気がします。
同じ鹿児島市内なのにこんなに田舎…というか自然が溢れた場所があるんだ、と市内に住みながら驚きましたね。
甲突池の周辺には棚田なんかがあって稲が育てられていました。
↓棚田の間を流れる甲突川(のはじまり)。
多分自然が好きな人ならもっと楽しめそうですね。
僕はあまり自然が得意じゃなく、今回は甲突川の源流を見に行きたかったのと写真を撮りたかったので行きましたがw
そんな感じでなかなか面白い体験が出来ました。多分もう行くこと無さそうだけど…あ、でも棚田の稲穂が黄色くなった時に一度行きたいかな?
もし行ったら今度は写真うんちく無しで純粋に楽しんできますねw
皆さんも住んでいる街に流れている川の源流を見に行ってみるのもいいかも知れませんよ?
以上!
あなたの街に流れる川、源流に行ったことがありますか?
普段見ている川の源流を見るとなかなか感慨深いものがありますよ。是非行ってみてくださいな。