親知らずを自分で抜くのは危険と言われ歯医者で抜歯したが膿んで痛みが治まらない体験談

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私は身内に歯科医師がいるということで少し歯に関しては詳しい一般人です

さて、このページをご覧になっている方は親知らずの痛みやむず痒さに苦しんでいると思います

または抜歯後に治りが悪くて悩んでいる方もいるかも知れません

今回は私が親知らずを抜いた体験談などを書いてみたいと思います。

私の親知らず虫歯事情〜おそらく恋人経由〜

私は幼い頃から歯はとても健康でした

歯並びも幸いとても良く、歯科医から型を取りたいと言われるレベルでした。

しかし、23歳頃でしょうか?

当時付き合っていた女性が虫歯が多い子だったのです

虫歯菌がキスで感染るということは良く知られていますが、おそらくその恋人から貰ったのでしょう。いや、年齢のせいかも知れませんが。

 

24歳頃から奥歯に虫歯ができ始めました

ちょうどその頃から私はパニック障害という「すぐに外に出られない状況」というのがダメな状態になりました

そのため、虫歯の治療をろくに出来ておらず、どうしても我慢が出来なくなったときにだけ歯科医院に行くということを繰り返してきました

 

そして、なんやかんやで左上の親知らず以外は抜いた状態で今回を迎えます。

左上の親知らずは一度虫歯治療で神経を抜いて詰め物をしておりました

しかし食事中にその詰め物が取れてしまいました

別に神経抜いてるし自分で適当に抜歯しても大丈夫だろ、と軽く考えていたものの、

その場に居合わせた歯科医をしている身内から絶対にやめろと言われました

 

抜きたいけど自分で親知らずを抜歯してはいけない理由

親知らずを自分で抜こうと思った方はまとめサイトやYoutubeで体験談を見たことと思います

当然今親知らずを抜きたいあなたを止める権利はありませんが、出来ればやめておいた方がいいよ、とは言いたいです

その理由をいくつか歯科医の身内から言われたとおりに書いてみます。

 

1.歯が途中で折れて手術になる可能性がある

自分で親知らずを抜歯しようとする際におそらくペンチ、または糸を使おうと思っていると思います

特にペンチの場合、専門的な器具じゃないですし、力の入れ方も素人なので、歯茎から出ている歯の部分が折れてしまうことがあります

特に親知らずの場合は虫歯になりやすいですし、抜きたい場合は既に虫歯になってもろくなっている場合が多いので、折れやすいそうです

一度折れてしまうと歯科医師であっても簡単に抜歯することが困難で、切開して抜く場合もあるようです

そうなると近所の歯科医院ではなく、大学病院などの口腔外科領域になったりするので大変だそうです。

 

2.菌が入ってしまう

ペンチで抜いてみた場合、抜こうとした場合なんかはペンチ自体からだったり、口内に元々ある菌だったりが患部に入ってしまい化膿してしまったりするようです

菌が入ってしまうとこれまた面倒だそうです

 

3.最悪死んでしまうこともある

虫歯って軽く見てますが、敗血症などで死ぬ可能性もあるというのはご存知の方も多いと思います

2と重なる部分もありますが、虫歯からの感染や器具などからの感染で死に至る場合があるので気を付けましょう

抜歯が仮に上手くいっても消毒する術がなければどうしようもありませんし。

という感じで自分で抜くメリットは一切ないとのことでした

歯科医的にもボロボロになって抜きにくくなる前に来て欲しいらしいです。

 

私の左上親知らず抜歯体験談

さて、自分で抜くのが危ないと警鐘を鳴らしたところで、私の今回の抜歯について書いていきます。

 

今までの親知らずの抜歯は問題なかった

先にも書いたように既に左上以外は全て抜いていました

その際、当然抜いてすぐは痛かったりしましたが、2時間3時間すれば痛みも引いていました。

しかし今回は違いました

 

痛み止めはいりません、という油断

これまでの経験から、痛み止めを出そうかという歯科医の提言を僕は断ってしまいました。

痛くなっても前回まではせいぜいイブ(鎮痛剤)でも飲んでいれば大丈夫だったからです。

今回の左上の親知らず抜歯後、今までと同じように軽くイブを飲んでいたのですが、どうも夜になっても痛みが収まりません

寝るのも辛いくらいでした。

翌日起きてもまだ痛く、抜いてもらった歯科医に電話をして改めて痛み止めをもらうことに。

ボルタレンという強い薬を処方してもらいました

 

ボルタレンでも痛みは引かず…

抜歯翌日はボルタレンをもらったものの、やはり痛みが引きません。

薬が効いているときはそれなりに日常生活を送ることが可能なのですが、切れた途端に猛烈な鈍痛というか疼痛が襲ってくるのです

これはマズイな、と思いながらも、一般的に抜歯後は3日くらい痛む人もいるという情報をネットで見たので安静にして過ごしていました

 

ロキソニンの処方

抜歯の翌々日、2日後ですね。この日は普段通院しているメンタルの病院で歯のことを言ってみたらボルタレンが合わないかも知れないからロキソニン(薬剤師がいるドラッグストアなどでも買えるアレです)を出してもらいました

こちらもそれなりに効果があったものの、やはりボルタレンと同じく効果が切れたらすぐ鈍痛です

これは困ったなぁと思いながら、抜歯3日後の別の歯の治療に備えて我慢していました

ちなみにこの時膿んだような感じでした。後々調べるとドライソケットというものっぽかったですが。。

 

痛みが続いたことで治療が進まず

さて、抜歯3日後です。再び歯医者の日です。親知らず以外にもあった他の虫歯たちも総工事するつもりで通っていたので、次は上の歯をする予定でした

しかし上の歯をやろうと予定を組んでいた先生でしたが、僕が親知らずの抜歯跡を痛がっていたので急遽下の歯の治療に変更することに。

治療が終わってまた痛み止めをもらうものの、痛みはおさまりません。

一応ボルタレンを処方してもらい、先日もらったロキソニンと交互に飲んだりしていましたが、一瞬効いてすぐ痛くなります

 

そして最初に歯を抜いてから1週間後の朝、ようやく100あった痛みが80くらいになりました

その日はちょうど診察の日だったので上の歯の治療をやっとスタートすることになったのでした

 

抜歯の際の注意

自分で抜きたい人は諦めましょう!どうしてもというのならば止めませんが、すぐに何かあったら病院に駆け込めるような場所・時間にやりましょうね。下手したらホントに死にますからね。

さて、抜歯の際(歯科医院で)に今回学んだことを共有したいと思います

 

痛み止めを素直にもらう

おそらく親知らずを抜歯したら十中八九、痛み止めを出しましょうか?と聞かれると思います

家にあるからいいかなぁと思っても念のためもらっておいた方が良いかと思います、今回学びました

痛みが続いてドラッグストアに買いに行く思いをしたら楽ですし、保険が効いて安いですし

私は痛みには強い方だと思っているのですが、やはり痛いものは痛い。容量用法をしっかり守って痛み止めを素直に飲みましょう

 

普段の生活で気をつけること

私は今回抜歯して一週間ほどで痛みが治まったのですが、人によっては一ヶ月とかかかる人もいるそうです

ドライソケット、と呼ばれる穴がぽっかり空いた状態になると面倒(今回私もおそらくそれ)なので、抜歯したら、

  1. 喫煙は避ける
  2. ストローで飲み物を飲むのを避ける
  3. 激しい運動、熱いお風呂を避ける
  4. 舌や手で患部を触らない、吸わない

ことを気をつけて患部が早く治癒することに努めましょう。

(抜歯半年後追記:やはりドライソケットを作ってしまったからか、抜歯したあとが穴みたいな感じになっていて、痛みは無いのですが、たまに食べ物が挟まって面倒です。上で注意したこと、特に喫煙はやめた方が良いかも知れません。禁煙の記事を貼っておきますので、是非試してみてください。)

 

おわりに

歯医者ってどうも行きたくないんですよねぇ

でも私は今回何度か通って、今これを書いている最中も通っていますが、一度行くと結構楽しいです。

汚い歯が綺麗になっていく様子がとても嬉しいですし

一度重い腰を上げて行ってみてはいかがでしょうか?

歯医者さんは汚い歯を見るのも仕事なので、別に歯に自信がなくても行っても大丈夫です

健康的な良い歯の維持に努めましょうね

[st-kaiwa1]虫歯が治っていく様子は素晴らしい![/st-kaiwa1] [st-kaiwa2]綺麗な衛生士さんもいいですね![/st-kaiwa2]